混沌とした頭の中を整理するために「僕はどう生きるか(未完成のセレナーデ)」を書いた。
よくわかったことは、混沌としているということだ(笑)
というのは冗談で、整理して見えたことがあるので再考する。
マクロな話とミクロな話
僕は「経済成長はしない」という前提でいくつか話を展開している。たとえば以下。
- 今後は今までのような経済成長はもう望めない。
- 資本主義的な幻想はもう存在しない。(僕の心も追い求めていない。)
- 資本主義的な幻想とは、経済成長を前提とする成長があり、成長の実感とともに幸福がある。といったもの。
これはマクロな話としては合っていると思う。
でも日本全体のマクロの話と、僕周辺のミクロの話は分けて、バランスよく思考する必要がある。
特に「働き方について」を読むと、自分の会社の成長を放棄しているようにも思えたから再考したい。
働き方について
- 好きな仕事をする
- 好きな人と働く
- 好きな時間に好きな場所で働く
- 無我夢中な時間を増やす
- ビジネス的ではなくアート的なことに関わる
- 数値化できない指標をつくり成長する
- 働くことを通じて社会に還元する etc.
別に楽しさだけを追求したいわけじゃない。
心から成長したい。
でも、何を目指すか、何を目的にするか、どういう成長をするのかetc. をちゃんと自分で考えたいのだ。
で、僕はどう生きるか(主に会社のこと)
僕が望む「働き方」を大事にしたまま、以下のような考えで会社をつくることはできると思う。
- 今後の日本に今までのような経済成長は望めないけど、ニッチな市場において新しいサービスが出るのは必然。
- 大きなパイは狙えなくても、小さなパイを狙うことは可能。
- 大企業やスタートアップには狙えない小さなパイを狙い、ニッチでNo.1になる。
- チームはなるべく変動性を高くして(フリーランスや業務委託など)、固定費を減らす。
- No.1になった市場で資産を築き、その資産を元に新たなサービスをつくる。
- 創業期はビジネス的なものに集中し資産をつくり、すぐに死なない体力がついたり、ファイナンスがうまくいったらアート的なものに資産を投資していく。
- アート的なことに関しては「社会貢献性」など、数値化できない指標をつくり、その成長にもコミットする。(この辺が会社のビジョンにつながる)
不可能な話だろうか。いや、不可能じゃない。
現に僕の知人で近い会社をつくっている人たちもいる。(むしろ増えてきた気がする。)
あとはコミット(願い、叶える)だけだ。